2017年、庭にウォードを直播、プランターにエゾタイセイの種をまき、2018年春に庭に移植し、栽培した。時々、布に葉を挟んで、その上から石で葉を叩いて、葉の汁を布に染めつけ、インジゴ色素の含有を確認した。収穫した葉を潰してウォードボール作り〜野外で発酵、秋に納屋に並べ、発酵ー熟成させた。2019年夏〜秋にウォードボールを砕き、水分を加えて発酵させ、すくもにした。2020年〜2022年まで、これを繰り返し3kgできた。
2022年9月、出来たウォードすくも400gを灰汁と小麦麩で新しい容器に仕込み、発酵させた。
2日後、液面に酸化したインジゴによる紫色の膜が現れ、液色が緑色の還元色になったので、7.5Lのステンレスポットに移して、灰汁を加えて6Lに嵩上げした。翌日染色、布が還元色の緑色になり、取り出して酸化、藍色に染まった。いつもの甘く明るいウォードの藍色である。